今週のお題
筆者は花の女子高出身だ。
女子高に入る前は、
「きっとかわいくて頭がよくておしとやかな先輩ばっかりなんだろうな・・・」
と思いながら受験勉強に励んだ。
晴れて合格。筆者も妄想の中での美しい先輩たちと、中庭でお弁当をいただくのかしら・・・なんて思っていたのである。
しかし
現実と理想はそこまで違いすぎることはないが
現実と妄想はやっぱり違いがありすぎる。
まず制服は着ない。みんな体育着。
理由は暑いOR寒いから。
弁当は基本2時間目の後にはなくなる。
夏は上履きではなく手作りの草履。
理由は水虫になりたくないから。
体育祭・球技大会・水泳大会に怪我は必至。
怪我したとしても、それは個人の危機管理能力の問題。
授業中に寝て、部活で体力放出。
ジャンプとマガジンが教室に毎週最新号が置かれている。
少女マンガを読んでいる子が極端に少ない。
すごいよまさるさんがマジではやってた。
体育着はくさくなったら学校の水道で洗い、木にかけて乾かす。
みたいな。
女子高時代でしたが何か問題でも?
でもこの汚女子高にも年に1度だけきれいになる日がやってくる。
文化祭ーーーーーーーーー!(^^)!
男子に飢えている汚女子は
こぞって文化祭の前になると
新しいルーズソックスを購入し
無駄に美容院で縮毛矯正をかけ
ロッカーに靴下とか、洗ってないタオルとかつっこめと先生に言われ
ロッカーを施錠し
久しぶりに制服を着て
うっすらメイクをして
文化祭に備える。
ロッカーの中以外は本当にびっくりするぐらいきれいになる。
校長先生が「教室もきれいになって気持ちいいですね」
なんてしゃべっちゃうくらいきれいで。
そして
女子高見たさに各地からやってくる男子を迎えいれるのだ。
全国の男子高生ごめんね。